top of page
SORACOM
TECHNOLOGY
CAMP 2018 FALL
開催レポート
2019年に必要なIoTシステム構築・運用の技術を学ぶ1Day!
2018年11月22日(木)
IoTが実践フェーズとなり、様々なシステムにセンサーや通信が取り入れられモノのデータが活用され始めています。 「SORACOM Technology Camp」は、IoT に取り組む技術者・デベロッパーが、デバイス・通信・ソフトウェアなどの専門技術が密に連携するIoTシステムの構築・運用するために、最新技術や設計手法を学ぶラーニングイベントです。
第2回目の開催となる「SORACOM Technology Camp2018 」は、「IoT活用の実践」をテーマに、プロトタイピングや、IoTシステムの運用フェーズに必要な様々な仕組みを、SORACOMのサービスによる解決方法、ユースケースとライブデモを交えて解説します。 2018年7月に発表した新サービス「ダッシューボード作成・共有 SORACOM Lagoon」や、セキュアプロビジョニング「SORACOM Krypton」、「SORACOM LTE-M Button」を用いたプロトタイピングなど新しいセッションもお目見えしました。
この開催レポートでは、デバイス・通信・ソフトウェアなどの専門技術が密に連携するIoTシステムの構築・運用するために、IoTに取り組む技術者が知っておくべき最新技術や設計手法、ソラコムが提供するIoTコネクティビティやプラットフォームの活用に関する情報を提供しています。既にIoTに取り組んでいる、これからIoTに取り組む技術者・デベロッパーの皆様も是非ご覧ください。
セッション動画・資料
13:30-13:50
開会宣言
株式会社ソラコム 最高技術責任者 安川 健太
株式会社ソラコム 執行役員 プリンシパルソフトウェアエンジニア 片山 暁雄
13:50-14:35
ベーシックトラック1
事例で整理!IoTソリューションの開発/導入検討の進め方
株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト 今井 雄太
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Air、Beam、Funnel、Canal、Direct、Door、Gate
セッション概要
ソラコムでは、多くのお客様にご協力を頂いて、お客様事例を公開してきています。事例はお客様の悩み事や解決したかった課題、そこに対して具体的にどんな解決手段を用いたのか、どんな体制で解決に望んだのか、どうしてSORACOMを選定したのかといった非常に重要な情報が含まれていて、これからIoTソリューションの開発や導入をされる方にとって多くのヒントをもたらしてくれます。このセッションでは産業やソリューションごとにいくつかの事例をピックアップし、SORACOMのどんなサービスが使われていてどんなメリットをもたらしているのか、どんなデバイスが利用されているのか、どんなパートナーさんが参画されているのかをご紹介します。
13:50-14:35
アドバンストラック1
モバイル回線で作るイントラネット 業務システムにもセキュアに連携
株式会社ソラコム プリンシパルエンジニア 松井 基勝
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Canal、Direct、Door、Junction、Private Garden 機能
セッション概要
IoT はInternet経由でのデータ送信を前提としていますが、製造業などの現場ではInternet活用の利便性を活用しながら、同時に独立した自社ネットワークとしてInternetからアクセスできないネットワークを利用しセキュリティを担保したいという要望も少なからずあります。 SORACOMを使えば、この要望を満たす非常に安全な "Intranet" of Things と呼べるようなシステムを、短期間かつ少ない手順で構築する事が出来ます。 本セッションではSORACOMのネットワークサービスの機能と特徴を紹介し、代表的な活用ユースケース別にSORACOMのサービスを活用したシステム構築および、代表的なメガクラウドサービスを活用する場合の構成について解説します。
14:50-15:35
ベーシックトラック2
そのデバイス、どうしたらIoT化できますか?事例に見るセンサー/デバイスのオンライン化デザインパターン
株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト 今井 雄太
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Air、Beam、Funnel、 Canal、Direct、Door、Gate
セッション概要
ソラコムでは、普段多くのお客様からセンサーやデバイスのオンライン化についてのご相談を頂いています。それは例えば、工場内の既設PLCやセンサーのオンライン化であったり、新規にGPSトラッカーやネットワークカメラの設置であったりと多岐にわたります。 そのなかで見えてきている「あるある」をデザインパターンとして類型化し、パターンごとにデバイスからクラウドまでの接続構成、デバイス選定のポイント、通信やクラウドサービスの選定についての考慮事項をご紹介していきます。このセッションのゴールとして、参加されているみなさまがご自身がお持ちの課題にマッチするデザインパターンをみつけ、購入や評価の方向性のイメージを付けていただけることを目指します。
14:50-15:35
アドバンストラック2
売れば売るほど大変"を防ぐ!「IoT デバイス初期設定の工数削減」手法
株式会社ソラコム テクノロジー・エバンジェリスト 松下 享平
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Air、Beam、Funnel、Krypton
セッション概要
IoTのシステム開発においてはPoC(Proof of Concept; 概念検証)が良く行われます。ここでは技術そしてビジネス双方の面から様々な検証が行われますが、ここで見落としがちなのが「デバイス出荷時における設定の内容や工数」です。この部分が検証されていないと販売時はもちろん、サポート時のコストもかかり、“売れば売るほど大変”となることは必至です。本セッションにおいては、100台以上を想定したデバイスの初期設定の仕組みや、クラウドへアクセスするための認証情報の保管戦略をご紹介します。
15:50-17:00
ベーシックトラック3
今日から始めるセンサーデータの可視化
株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト 松本 悠輔
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Harvest、Lagoon
セッション概要
一口にセンサーデータを可視化すると言ってもデータ収集・保存と可視化の仕組み作りが必要になります。本当はただデータを可視化したいだけなのに気づいたらシステム構築に何週間もかったり、やっとの思いで社内向けに公開したところアクセス数の急増でサーバがダウンしたり、安定してきたと思ったら社外の関係者にグラフを共有したいなんて機能リクエストが・・・。実際に、センサーデータを可視化するまでの道のりにはたくさんの課題があります。
このセッションではSORACOMのサービスをご利用いただくことで、どのようにセンサーデータ可視化をご支援出来るのかご紹介します。さあ今日からセンサーデータの可視化を始めましょう!
15:50-17:00
アドバンストラック3
デバイス-クラウドの双方向通信デザインパターンと実践
株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト 須田 桂伍
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Beam、Gate、Inventory、Junction、Krypton
セッション概要
IoTシステムではデバイスからクラウドへデータを送信するだけでなく、クラウドからデバイスの状態監視やデバイスへの制御命令といった、デバイスとクラウド間の双方向通信が必要となるシーンが多々あります。 しかし、いざこうした双方向通信を実現しようとすると、様々な実装方式(どのアプリケーションプロトコルを利用する?メッセージキューは必要か?など)や考慮事項(リトライ、データ重複、データ到達保証など)が存在し、ユースケースにあった組み合わせや選択が難しいといった実情もございます。 本セッションではデバイスとクラウド間の双方向通信を実現する際のシステムデザインパターンを整理し、どういった設計や実装のポイントが存在するのか、またその中でソラコムのサービスをどのように活用できるのかをデモも交えながらご紹介します。
17:15-18:00
ベーシックトラック4
SORACOM LTE-M Button の始め方
株式会社ソラコム プリンシパルエンジニア 松井 基勝
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM LTE-M Button
セッション概要
「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」がいよいよ今年度下期に発売されます。 このボタンデバイスは、乾電池2本で動作し、KDDIの IoT 通信サービスLPWA を使っているので、日本全国どこでも使えるデバイスとして非常に注目を集めております。 本セッションでは、このデバイスを活用するために必要な前提知識として、AWS IoT 1-Click サービスや AWS Lambda などについて解説しながら、アプリケーションシステムとの連携をどのように実現していくのかについてもご紹介します。
17:15-18:00
アドバンストラック4
スモールスタートの次の一手は?成長できるIoTシステムの実例と回避したいポイント ― IoTシステム開発における試行錯誤の記録
株式会社ソラコム テクノロジー・エバンジェリスト 松下 享平
ご紹介サービス・機能
-
SORACOM Harvest、Lagoon
セッション概要
IoTシステムの開発は「ゴールの無い、正解を探し求め続ける開発」です。 正しい答えが無い中で開発をしていくためには「スモールスタートによる素早い実装と試行錯誤によるフィードバック」を繰り返し行っていく事が大切であることは誰しもが認めることですが、"スモールスタートがゴール" となってしまい、作ったシステムが次に活かされない事も見受けられます。 本セッションでは、2週間で作ったIoTシステム開発の実際の記録を基に、試行錯誤の方法やフィードバックを次の成長につなげるヒントを考えていきます。
bottom of page